片岡電気工事とは?

株式会社片岡電気工事(以下、片岡電気工事)は、地域に根差した電気工事を行う企業で、公共事業から個人住宅まで幅広い業務を展開しています。また、電気工事を行うだけでなく、地域社会に貢献し、社員の成長を促す環境作りにも注力しています。

 

社員の”成長と健康”を第一に考えている会社

特徴① 自己成長を促す環境づくり

代表取締役 片岡誉文さまへのインタビュー

片岡さまは、高知県外の大学を卒業後、県外で就職をされたものの高知県に戻り片岡電気工事に勤め、現在は代表取締役を務められています。

片岡電気工事では、社員に自己成長を求める文化が根付いています。
片岡さまは「『この会社でやりたいことがある』と感じて入社する人や、『自らやるべきことを見つけ行動できる人材』を求めている」と語ります。
そのため、自発的に考え行動できる人材育成をビジョンに掲げ、社員に新しいことへ挑戦する機会を多く与えるよう事業に取り組んでいるとのことです。ただ単に業務をこなすだけでなく、常に自己成長を意識するために、片岡さまのお考えを共有したり、人材研修を行う会社と提携してサポート体制を充実させたりすることで、自己成長を促す環境作りをされています。

つまり、電気工事に関する専門知識やスキルも魅力的ですが、それ以上に“自ら考え行動する力と意欲を伸ばす“ことを重視しているとのことです。

 

 

特徴② 社員の健康と幸せを重視した会社

片岡さまが最も大切にされているのは、社員の健康と幸福です。
「社員が健康で長く働き続けることが、会社にとっても良い結果をもたらす」と考え、社内ジムの設置やプロテインの提供など、社員の健康を支えています。

さらに、社員同士のコミュニケーションを促進するため、社内行事や家族参加型のイベントも積極的に実施されています。社内の風土を大切にし、社員が安心して働ける環境を整えることで、離職率の低下にもつながっているとのことです。

 

 

今後の展望と求める人材

現在、片岡電気工事では公共工事が事業の70%以上を占めており、消防署やマンション、道路の照明、トンネル内のラジオ再放送設備など、多岐にわたる工事を実施されています。

今後は公共工事に加え、民間分野である個人住宅でのお困りごとの解決に力を入れ、地域に密着したサービスを強化していくとのことです。この方針の背景には、大型家電量販店の進出によって地域の電器屋さんが衰退し、民間の電気工事を担う人が減っている現状があるからだそうです。
そこで、「地域のニーズに応えることで結果的に会社の成長につながる」と考え、取り組んでいらっしゃいます。

また、人材育成について、「今後は“自分で考えて行動できる人”が求められる社会になる」と話していました。それは、「AIやロボット化が進む時代だからこそ、人材育成を通じて地域に根ざした雇用を創出し続け、人間が成長し地域社会を支える存在になること」が重要になっていくからだそうです。
そのため、「成長意欲を持って困難を乗り越えながら自己成長を続けられる人」を求めていらっしゃいます。

最後に、「片岡電気工事は地域社会に貢献し続けると同時に、社員の成長と幸福も支援する企業を目指していく」とおっしゃっていました。

 

片岡さまのインタビューを通して

人材育成に関する考え方や制度を整えているところと、民間分野という新しいことへの挑戦をしようと考えているところから、片岡さまの「社員を大切にする考え方」と「会社に対する思いの強さ」を感じました。

片岡さま自らが実際に行動を起こし、社員に対して「行動に移すこと」の重要性を示す姿があるからこそ、片岡電気工事で働く意味を見出すことができるのではないかと思いました。

 

 

新入社員が伝える!会社選びの決め手は「計算力と人間関係」

新入社員 笹岡凛人さまへのインタビュー

笹岡さまは専門学校を卒業後、2024年に片岡電気工事へ入社されました。
専門学校在籍中に経理や積算(※)に関するの資格を取得したため、計算力を活かせる仕事に就きたいと考え、片岡電気工事の会社見学に参加されたそうです。

※積算:工事の費用を見積もり計算すること。具体的な内容は、工事対象の施設について技術基準に基づき作成された設計図書や、施工方法を定めた契約内容に基づいて適正な費用を算出すること。

ただ、入社の1番の決め手は「人間関係」だったとのことです。笹岡さんは「会社見学の際に社員さんが丁寧に会社のことを教えてくださる環境に強く惹かれ、社員さん同士が笑顔で話している姿を見て安心感を持てた」と話します。

 

 

入社前とのギャップは「経験と責任感の成長」

入社後は「責任感が大きく変わり、学生時代のアルバイトでは感じなかった『任される』というプレッシャーが、正社員としての仕事では大きなものだった」そうです。
ただ、ミスが許されない環境の中でも、上司からのサポートが大きな支えになったとのことです。「上司は優しくて、ミスがあってもフォローしてくれた」という言葉からも、職場環境の温かさが伝わります。

また、資格取得への意欲も強く、「将来的には『第一種電気工事士』を取得して、主任技術者としてのリーダーシップを発揮したい」と語っています。「資格取得が業界でのキャリアアップに直結するため、積極的に挑戦したい」とお話しされ、自己成長を目指す社内文化が浸透していると思いました。

 

 

職場でのサポートとキャリアビジョン

福利厚生が充実しており、社内ジムの設置やプロテインの提供のほかにも、資格取得に対して会社が全面的に支援してくれるとのことです。
会社として学びの場を大切にしてくれる点は、笹岡さまにとって大きな励みとなっているようです。将来的には「先輩たちのように後輩の面倒をしっかり見て頼れる社員になること」が目標だと話していました。少しずつ経験を積みながら、将来のなりたい自分を具体的に描いているそうです。

 

片岡電気工事さまは新たな自分に出会える成長できる会社

片岡電気工事は会社の利益だけでなく、社員が働きやすい環境づくりにも注力している会社だからこそ、社員の笑顔が溢れているのだと感じました。

また、自己成長を重視する会社であるため、新たな自分に出会い、自らの成長を期待できる会社なのではないかと思いました。

 

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