新進建設とは?

新進建設株式会社(以下、新進建設)は、高知県内を中心に公共工事を請け負う会社です。

現在、土木事業と建築事業を展開しており、土木事業では道路や河川、橋梁などの建設を行い、建築事業では学校や庁舎、ホテル、博物館などの公共インフラ整備を手掛けています。

官公庁の仕事が多く、売上の約9割を占めており、残りの1割は民間工事を担当されています。

 

「最終的には人と人」という考えを大切にする建設会社

代表取締役 小川裕司さまのプロフィール

小川さまは大学卒業後、東京の運送会社へ入社され、営業をされていました。

3年間その会社で勤務した後、新進建設へ入社し営業を担当されました。その後、2008年から代表取締役を務められています。

 

事業を拡大させすぎない!?その理由とは?

小川さまは、「事業を拡大させすぎないこと」を経営の重要な指針とされています。

その背景は、「適切な規模を維持することで、社員一人ひとりが安全に活躍できる環境を整え、持続的な成長を実現させるため」だとお話しされました。
事業の拡大は、少なからず既存事業や社員に影響を与え、現場での事故のリスクが高まる可能性があります。 
新進建設には現在、約60名の社員と約70社の協力会社、その下請業者が関わっています。社員一人ひとりの命を預かる立場である以上、絶対に事故を起こしてはいけません

そのため、経営方針として「安全第一」「品質向上」を掲げています。この考え方は、前代表取締役である小川さまのお父様の経営方針を受け継いだものだそうです。

 

 

建設はモノを建てるだけではなく、地域との関係を大切にする

新進建設は、ただ道路や河川・橋梁、建築物を作るだけではなく、地域の人々との関係を大切にすることも心がけています。

具体的には、地元のお祭りへの参加、清掃活動の実施、さらにはお年寄りの方の意見に耳を傾けるなど、地域住民とのコミュニケーションを積極的に図っています。
このような取り組みを行う理由について小川さまは、「最終的には人と人との関係が重要だから」とおっしゃっていました。

このように地域の方々との関係性を作りながら工事を進めることで、新進建設は地域の方から高く評価されています。実際、工事終了時には地域の方から感謝状を授与されたこともあり、いかに「人」を大切にしているかが分かりました。

 

 

DX化を進める新進建設と、そこで活躍する人材とは?

これからはDX(デジタルトランスフォーメーション)に力を入れていくそうです。

基本的な仕事が変わるというのではなく、「デジタル化が進むこの時代にDX化を図り、生産性向上を目指している」とのことです。また、情報をデジタル化することで、資産として保有し、会社の価値を上げていくことにも取り組んでいます。

求める人材に特に条件はなく、誰でも歓迎しているそうです。
特に、成長したい人や自ら提案できる人など積極的に努力できる人が求められています

建築や土木が好きに越したことはないとのことですが、興味を持って真面目に働ける人であれば、楽しく働くことができる環境だと感じました。

 

 

小川さまのお話を聞いて

小川さまのお話で最も印象に残ったのは、事業を拡大させすぎないことを大切にされている点です。

一般的には、会社の利益が増えるほど社員の給与が増え、それが会社の成長にもつながると考えがちです。
しかし、土木・建設業は命が関わる仕事であるため、単に利益だけを追求して事業を無理に拡大しするのではなく、社員の安全を最優先にしている方針に感銘を受けました。

「安全第一」という経営方針が表面的なことではなく、社内や現場で実践されていることが伝わってきました。新進建設は、安全で安心して働ける環境づくりをされている会社だと思いました。

 

 

現場で活躍されている2名の社員に聞きました!新進建設にしかない良さとは?

入社5年目 建築部 市川竜さまのプロフィール

もともとパン屋で働かれていましたが、「将来自分が何をしたいのか考えた際に、小さい頃から好きだった建物に携わりたい」と思ったそうです。
そこで、建設業界で働く友人から後押しを受け、2019年に入社されました。

現在は、建築現場で業務の指揮や管理を行う建築施工管理業務を担当されています。

建築現場では多くの業者や職人さんが関わって1つの建物をつくります。市川さまは、こうした人々の安全や工程管理を行っており、多いときには100人から200人の職人さんに指示を出すこともあります。

市川さまによると、「現場の職人さんたちは怖い人が多いと思われがちですが、実際にはおおらかな人が多い」とのことです。
ただ、ミスや事故が起きると命に関わるため、仕事の管理を行う際には厳しく対応することもあるようです。

 

 

仕事のやりがいはお客様からの「ありがとう」という言葉

市川さまは、建物が完成し地図にその場所が載ったときに大きなやりがいを感じるそうです。

地図に建物が表示されることで完成したという実感が湧き、「自分が行なっている仕事の意味を再確認できる瞬間」だとおっしゃっていました。

また、お客様から直接「ありがとう」のお声をいただいたときも、非常にやりがいを感じるとのことです。特に、地域の方から喜びの声を聞くと、「より一層やる気が湧く」とお話しされました。

 

 

市川さまが思う「新進建設のいいところ」とは?

「社員同士の仲の良さ」とのことです。

市川さまは「先輩がご飯や飲み会に誘ってくれるため、社員同士の関わりが深いのが特徴」と語ります。
困ったことや相談したいことがあれば、親身になって話を聞いてくれて、アドバイスをくれる人間関係の良さは、安心して働ける環境につながっていると思いました。

市川さまも「人間関係の良さが仕事を進める上で大きな力になっている」とお話ししてくださりました。

また、福利厚生も充実しており、通勤にかかるガソリン代は会社が負担してくれているそうで、「経済的に助かっている」とのことです。

 

 

入社7年目 土木部 桑山喬也さまのプロフィール

高知県外の居酒屋で店長として働かれていましたが、よさこいが好きで高知へUターンしたとのことです。
「体を動かすことが好きで、別の仕事に挑戦したい」と考えていたところ、建設業界で働くお母様の勧めを受けて2017年に入社されました。

現在は、土木現場で多くの職人さんの指揮を行う土木施工管理業務を担当されています。

桑山さまは「一つひとつの指示に大きな責任が伴うため、緊張感を持って仕事に取り組んでいる」とお話しされています。
なお、「土木工事の現場では、20秒前まで安全だった場所が突然危険な場所に変わることもあるため、作業環境に対して常に細心の注意を払って管理している」とおっしゃっていました。

 

 

仕事のやりがいは「自身の成長を実感したとき」

桑山さまは、現場をうまく回すことができたときにやりがいを感じるそうです。

現場での管理業務は段取り良く、いかに効率よく回せるかが重要であるため、常に段取りを意識しながら働いているとのことです。
仕事を進める中で少しずつ成長を実感できることがモチベーションになっており、それが仕事に対する意欲に繋がっている」と桑山さまは言います。

また、少しずつ大きな現場を任されるようになっていることも、やりがいを感じるポイントだとおっしゃっていました。

 

 

桑山さまが思う「新進建設のいいところ」とは?

「福利厚生が充実しているところ」とのことです。

官公庁の仕事が多いため土日祝が休みになることが多く、休日には家族と過ごしたり、趣味のゴルフを楽しんだりしているそうです。

ほかにも、仕事で使用する作業着は会社から貸与があります。さらに、育児休暇を取得する際には2週間の休暇を取ることができ、給与も減らないため、サポート体制の充実を感じているとのことです。

 

 

「社員一人ひとりを大切にする」新進建設だからこそ安心して働ける

新進建設は、「社内の雰囲気が良いこと」「福利厚生の充実度」が魅力だと思いました。

市川さまと桑山さまの仕事の様子や、社内でのやり取りを聞いていると、社員同士の仲が非常に良いことが伝わってきました。人間関係を大切にしたい方には、とても働きやすい環境だと思います。

また、初めましての人と話すのが苦手な方でも、先輩社員が積極的に声をかけてくれるため、人間関係の心配は少なそうだと感じました。
さらに、女性社員の人数も増えているとのことで、女性にとっても安心できる職場環境だと思います。

福利厚生については、他社にはないサポートがあるため非常に魅力的です。特に、短期での育児休暇中の給与が保証されるなど、社員一人ひとりを大切にする姿勢が強く感じられました

詳しくは新進建設さんのHPをチェックしてみてください!

 

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