本気の地方創生を目指す会社-パンクチュアル-

株式会社パンクチュアルとは(以下、パンクチュアル)、高知県須崎市に本社を構え地方創生に取り組む会社です。ふるさと納税事業を中心として、他にEC事業、地域活性化事業に取り組んでいます。

 


地方創生を本気で目指す仲間が集う会社

——株式会社パンクチュアル 人事部長補佐 塩見開様のインタビュー

パンクチュアルの会社概要や雰囲気について、人事部長補佐塩見開様よりお話をお伺いしました。

パンクチュアルは、高知県須崎市に本社があり、「ふるさと納税事業」、「EC事業」、「地域活性化事業」に取り組んでいます。会社内の平均年齢は29歳で全体的に年齢が若い方が集う会社で、社内では、地方創生に本気で向き合う社員が多い会社だと話します。

東京の有名企業で働かれていた方が、「自分の故郷や田舎がなくなってしまうんじゃないか」そんな危機感を持って、中途で入社される人材も多いそうです。

 

 

地方創生を実現にかける細かな想い

パンクチュアルでは、全国各地に営業所を持って事業を展開しています。

「地方創生をやっている会社は全国にたくさんあります。しかし、多くの会社は東京都と大阪府にあることが珍しくなくどこか他人事です。」

「我々は、地域に実際に住んで、その地域の住民の一員として暮らしているので、すべてが自分事なんです。 地域にいるからこそ、この地域をもっと良くしていきたい。 そんな熱量で取り組んでいます。地方創生に取り組むためには、現地に住むのが必須の条件だと思っています。」

地方創生を実現するためにはその地域に住んで、価値や問題について発見してもらうことが重要だと考え事業を展開されています。
 

 

 

地方創生を実現する仲間を生み出す会社に

取り組むのは、自社事業の拡大だけではありません。

「本当の地方創生と言っても、地域に合ったやり方はそれぞれです。各地域に合った取り組みを展開できるように海の地域も山の地域も知っている。そんな人材を生み出せることを目標としています。」

このように、各地の実情に合わせた課題解決の方法を提案できる人材の育成にも取り組んでいます。

 

 

地方創生を実現するための今後のビジョンと事業

「我々は、ふるさと納税屋さんではないんです。 地方創生を実現するための会社なので、そのツールとしてふるさと納税という制度を使っているだけです。」と事業への想いを語ります。

現在は、ふるさと納税を活用した事業を中心として取り組んでいますが、ECサイトの運営をはじめとして、今後は国内需要だけではなく国外需要にも目を向けて事業に取り組むそうです。

「地域の生産物を見ると、日本では価値が見出されなくても海外に向けて発信すると魅力を感じてもらえる生産物がたくさんあります。」

地域に根付いて活動を行いながら、地域外への視点も持つからこそ気づける価値もあるようです。

パンクチュアルは今後、圧倒的な成長を遂げる企業としてユニコーン企業の側面と持続可能な事業を生み出すゼブラ企業の側面を合わせ持ち、両方を達成するゼブコーン企業を目指して事業に取り組むことを掲げられています。

 

 

パンクチュアルが共に歩みたい人材について

最後に、共に歩みたい人材と学生への一言をいただきました。

「選考を受けていただく学生には、地域に対しての熱い思い、地方に対して日本をもっとこうしていきたいとか、もっと地方の隠れた魅力を発掘していきたい。そんな熱い思いがあることが大事ですね。多くの人が未経験で入社してくるので、新しいことに挑戦して、自ら進んで学習するようなマインドを持っているのが大前提だと思っています。」

パンクチュアルは、新しい事業にも取り組んでいるからこそ新しく身につける意思を持っていることは重要になります。その意欲を全面的に支援することで、社員と企業、地域の成長を生み出していこうと考えています。

「学生には、きつい旅とか過酷な旅を在学中にはして欲しいなと思います。私自身も四国遍路のサバイバーなんですけど、そうした経験を持っている方は、結構違うなと思っていて、なんか生きる力があるなっていうのはすごく思います。旅や挑戦をしてもらいたいなと思っています。」

  

 


パンクチュアルの代表を支える仕事-社長秘書に必要なのは“特別なスキル”じゃない-

——株式会社パンクチュアル 社長秘書 小松美雨様インタビュー

「秘書の仕事って、すごく特別なスキルが必要だと思ってました」そう語るのは、パンクチュアルで入社1年目で社長秘書として働く小松美雨様。

秘書業務は、スケジュール管理や送迎、会食の準備など、多岐にわたります。しかし、意外にも最初に大切だと感じたのは「人としての基本的な礼儀」だったそうです。

「ちゃんと挨拶をする、報連相をこまめにする。秘書の仕事って、特別な技術よりも、当たり前のことを当たり前にできるかどうかが一番大事なんです。」

社長とずっと一緒にいるわけではないからこそ、逆に連絡の質とスピードが命。小さなことでも気になったらすぐに連絡をし、社長が一言で返事しやすいように質問の言葉まで意識しているそうです。

入社したばかりの頃は、前任の秘書がいなくて不安だらけだったと語ります。しかし、社長や先輩社員がサポートしてくれたおかげで、少しずつ立ち回りを覚えたそうです。

 

 

手が震えるほど緊張した初めての仕事

小松様が「一番緊張した」と話してくれたのは、初めて社長の送迎を担当した日のことでした。

「それまで社長とちゃんと話す機会がなかったので、空港で待ってるとき、手が震えるくらい緊張してました。初めての送迎で事故を起こしたらどうしようって、不安しかなかったです。」

さらに、社長はミーティングをしながら到着。そのまま車に乗り込み、しばらく会話できないまま運転することに…。

20分ほど経ったころ、社長がミーティングを終え、笑顔で話しかけてくれたそうです。

「『秘書、よろしくね。趣味は何なの?好きな食べ物は?』って、仕事とは関係ないことを気さくに聞いてくれました。そのおかげで一気に緊張がほぐれて、楽しく運転できました。」

入社前は「社長って、常に会社のことを考えているすごく堅い人」というイメージがあったけど、実際はとてもフランクで話しやすい人。いい意味でのギャップに驚いたと言います。

 

 

 同期や社員とのつながり

パンクチュアルには全国からいろんなバックグラウンドの人が集まります。研修後は、全国の営業所で働くことになるため、研修で2週間寝食を共にした同期との絆は、今でも大切にしていると言います。

「久しぶりに再会したときも、まるで同窓会みたいで、すごく盛り上がります。2週間って短いけど、一緒に過ごすとやっぱり特別なつながりができるんだなって感じました。」

パンクチュアルでは、仕事だけではなくプライベートでも自然と交流が生まれる環境になっています。

 

やりがいとこれからのこと

秘書業務は営業のように数字で成果が見える仕事ではありません。しかし、小松様はそこに独自のやりがいを感じています。

「どんなに頑張っても売上とか成果が数字では見えない。でも、社長が『ありがとう、助かったよ』って一言言ってくれるだけで、やってよかったって思えるんです。」

これからのキャリアについてはまだ模索中。しかし、社長の近くで会社全体の動きを見られるからこそ、学べることが多いそうです。秘書の経験を活かして将来につなげたいと笑顔で語ってくれました。

 

小松様のお話を伺う中で、秘書の仕事は決して“特別な人だけができる”ものではないということに気づかされました。むしろ、人としての基本を大切にする姿勢があれば、誰もが挑戦できる仕事なのだと理解できました。小松様の言葉の端々からは、日々の業務を通して確かな成長を積み重ねている様子が伝わってきました。

 

 


地方創生の最前線から人事へ

——株式会社パンクチュアル 人事部 豊崎晟永様インタビュー

「うちの会社で活躍している人に共通するのは、素直さと主体性だと思います」そう語るのは、人事部の豊崎晟永様。

パンクチュアルに新卒で入社し現在2年目となりました。昨年は、静岡の営業所でふるさと納税を通じた地方創生の現場を担当し、今年からは本社の人事部で採用を担っています。

現場とバックオフィス、二つの視点を知る豊崎様だからこそ見える、会社のリアルと、これから入社する人への想いがあります。

 

 

入社直後に見た「地方創生の最前線」

豊崎様が最初に配属されたのは、静岡県沼津市の営業所。
「沼津ってどこだろう?」と思いながらも、転勤族の家庭で育った経験から、場所への抵抗はほとんどなかったと言います。

現場では、自治体様や地域の事業者様と向き合いながら、ふるさと納税を軸に地域の活性化に取り組む毎日。

「先輩方がとにかく優秀で、地域のために動くその姿勢には本当に驚かされました。いつ休んでいるんだろう?と思うくらい、地域の課題解決に真剣に取り組むんです。」

地方創生の仕事は、机上の空論ではなく、目の前の人のために動く現場力が求められる。そこで経験した1年間は、豊崎様にとって会社の理念を肌で感じる大切な時間でした。

 

 

人事部へ異動、感じた寂しさと新しいやりがい

入社2年目となる今年の春、豊崎様は本社人事部に異動。採用を中心にバックオフィスの業務を担うようになりました。

「現場では自治体の方々や事業者様と直接会って地域課題を感じる機会が多かったですが、人事では地域に触れる機会は減ります。最初はその寂しさがありました。」

しかし、人事の仕事を進めるうちに、新しいやりがいに気づいたと言います。

「自分が採用した人が現場で成果を出して、地域から信頼されていく。その様子を見聞きすると、採用を通じても地方創生に関われるんだと実感します。関わり方が変わっただけで、根っこにある想いは同じなんです。」

人事部としての仕事はまだ数ヶ月。今は基礎を学びながら、採用戦略や今後の組織づくりも視野に入れています。

 

 

入社前のイメージと「いい意味でのギャップ」

パンクチュアルは創業6年目のベンチャー企業。入社前は、研修や教育体制は整っていないだろうと想像していたそうです。

「自分から動かないと学べない環境で大変だろうなと思っていましたし、上下関係も厳しくて、役職者や社長とは距離があるイメージでした。でも、実際は全く逆でしたね。」

入社後に受けた研修合宿は充実しており、現場配属後もバディ制度があり、先輩が丁寧に伴走してくれたと言います。

「所長やエリアマネージャー、社長との距離も驚くほど近いです。フラットに話せる環境があるので、ベンチャーだからこその“縦社会”みたいな窮屈さは全くなかったですね。」

また、ベンチャー企業にありがちな長時間労働のイメージも覆されました。

 

 

採用で大切にしていること

採用面接や面談の際、豊崎様はできるだけ相手の緊張をほぐす言葉がけを心がけています。

「自分自身かしこまった雰囲気が苦手なんです。なので、同じ年くらいのフラットな関係で話してもらえるように意識しています。」

そして、採用で特に重視するのが「素直さ」と「主体性」。

「先輩や地域の事業者様から学んだことを素直に吸収し、自分の言葉にして行動できる人が圧倒的に伸びています。地域の方はその道のプロなので、リスペクトを持てるかどうかも大事ですね。」

こうした価値観を共有できる人なら、現場でも人事でも、きっと活躍できると考えています。

  

進路に悩む学生へ「やり残しなく社会人に」

最後に人事の豊崎様から、進路選択・キャリアに悩む学生へのメッセージをいただきました。

「学生時代にやりたいことは全部やり切ってください。やり残しがあると、社会人になってから“あの時やっておけば…”という思いが残ってしまうんです。」

豊崎様自身の大学生活は、コロナ禍の真っ只中。オンライン授業ばかりで閉塞感を感じる時期もあったそうです。豊崎様は、課外活動や外部の大人との関わりに時間を使い、動いたからこそ社会人への切り替えもスムーズにできたそうです。

 

 

取材を終えて

「地方創生」という言葉を何度も耳にしてきましたが、正直な所どこか抽象的で、遠い世界の話のように感じていました。しかし、実際にパンクチュアルの皆さまのお話を伺い、地域に住み込んで取り組む会社だからこそ生まれる“リアルな熱量”に触れることができました。

魅力的に感じたのは、挑戦を肯定する社風でした。「失敗してもいい、やってみることが大事」という文化が根づいているからこそ、若い世代も思い切って地域の課題に飛び込める。そんな挑戦の連鎖が、パンクチュアルとしての成長や地域の変化につながっているのだと実感しました。

「地域に住むからこそ気づくことができる価値がある」、「地方からでも世界につながる視点を持つ」という言葉が、スローガンではなく日々の行動に根づいている会社。インタビューを通じて、パンクチュアルが描く“地域と未来をつなぐ可能性”の大きさを改めて感じました。

詳しくはPUNCTUALさんのHPをチェック!

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